世間体の良い暴力の行使

学校は体罰を禁止しているけれど、体罰でない暴力の行使ってできるでしょう。
たとえば、親が子供に罰を与えるとき、ただ殴る叱る鞭打つだけでなく、外出禁止令を出すことができて、これが子供にとってひどい罰になるわけだ。子供にとって退屈は何よりも罰だからな。
じゃあ学校は何ができるのかって言うと、いじめた人間を別クラスに移動させるなどの措置ができる。世間的には暴力性はないけれど、子供の世界を破壊する術はいろいろあるだろう。
あとは、いじめ等の問題行動をどう検知するか?という問題に移る。抑止力としての罰が逆手に取られる可能性もあるし、子供は大人に自分たちの世界を検知できないように行動するから、発見すること、それが正しいことを保証すること、は難しいのだ。