簡単節約術

値段に比例して購入するまでの時間をかけるようにするとよい。
100円のものを選ぶのに10秒かかるとする。100万円のものを選ぶためには、その1万倍(のべ12日間)の時間をかけて考えるべきである。
節約は絶対量だから、常日頃100円のものを99円で買って喜んでおいて、同じ財布で10万円の服を買うならば節約した分はすべて吹き飛ぶ。日常、もともと安い日用品をさらに安く買うために時間をかけるよりも、その時間を使って将来行うであろう高い買い物について計画立てて行く方がトータルコストは安い。なぜなら、自分が本当に欲しいものが明確になっていなければ、買い物はそれだけ割高になるからだ。
将来行うべき高い買い物がない場合は、なんらかの投資を行うことが推奨される。金は動かさなければ機会が損失されるし、時間も有限だからだ。
節約はダイエットに似た楽しさがあるが、常に正しい蓄財手段というわけではない。