ビジネス用DRM

というのが昔流行しそうになって、潰えて、また復活するかもしれない。軍事がらみで。
許可されたマシンのみ表示可能にするとか、ファイルの生存期間(デジタル証明書の有効期限)を制限したりとか、手は打てる。実際、ファイル共有ソフト界隈ではパスワード付き捏造ファイルが流行中で、「ちょっと君・・・パス付きは捏造なんだよ・・・これは常識だから」なんつーAAも次々と発明されており、いいかげん食傷気味である。
どんなに対策を頑張っても気合いでPrintScreen+OCRとか頑張る馬鹿は逆方向に頑張るわけだから、本質的に安心!とか考えて貰ってもこまる。米国議会が手打ちにできる程度の対策は打っておいた方がいいだろう。
そもそも、強固なデジタルデータ管理の仕組みは、芸術・文化的情報ではなく、ビジネスの機密情報に対して適用されるべきものだ。とはいえ、デバイスに鍵を仕込むのはおおざっぱ過ぎるので(パソコンの貸し借りくらいはするよね)、生体情報のハッシュを複数企業データベースに持つことになるだろう。それでいいのか人権?と言われたら、まあ軍隊だし、という感じ。