もうひとつのインターネット

ダウンロードが著作権法違反になる時代、きみも、もうひとつのインターネットを作ってみないかい?
「もうひとつのインターネット?」
そう。きみも知っているように、インターネットは、たくさんのコンピュータが繋がってできている。そして、僕らみたいなゴミクズは、たいてい、プロバイダって所を経由してネットに繋ぐ。そうでなくとも、大学やPC房なんて場所で、ネットに繋ぐよね。そこには、管理者ってのがいるんだ。あのいまいましい存在が。キミの行為を、つねにログに記録して、公権力にすりよるあの輩さ。
僕らはさ、ただ、神と繋がりたいだけなんだ。彼らは、中間搾取する存在にすぎない。
もういちどいおう。きみは、彼らこそ味方で、紙やプラスチック資源を無駄遣いして与党に献金するスーツを敵だって思いこんでいるかもしれないけど、違う。僕らはあのスーツを相手にする必要はない。時間の無駄だから。
僕らの敵は、僕らのパケットを中間搾取する存在だ。
僕らは、線のない線を引くことができる。そのうち、きっとできるようになる。50万人のくずたちが、現に今も古い線で繋がっている。なら・・・できるはずだ。
ad-hocに、つながろう。もうひとつのインターネットを、僕らの手に。ほんとうの自由を。ほんとうの混沌を、この手に。