AVとエロゲーの比較

AVはストーリーを重視しない。とりあえずPhotoShopで修正された女優の顔が表パッケージに描写され、裏側パッケージとの落差をいかに事前に発見するかが重要課題となる。再生すると、女優って何だよというレベルの演技を5分間程見て、以降はあんあん餡とっても大好きドラえ悶なわけである。
一方エロゲー*1はストーリーを重視する。前髪で目を隠した、ファッションセンスのない主人公*2の目線でゲームは進んでいく。いくつかのゲームでは、女性側の登場人物の目線でゲームを進めていくこともある。数時間かけて、テキストを読み進めることにより、それぞれの登場人物のパーソナリティを理解することになる。ラブやん仕込みの選球眼で選択肢をこなし、お楽しみタイムとあいなる。1枚の画像に対して、執拗なほど性的描写が細かく記述される。キスだけで5分間テキストを読み続ける場合もある。
AVとエロゲーのエロ描写の違いは、登場人物のパーソナリティを視聴者に理解させた上で行うか否かにある。後者のエロ描写が細かくなるのは、性行為時にもお互いの関係性を描かなければならないためである。よって、どちらが女性的に受け入れられやすい描写かといえば、後者であるといえよう。両者とも、コンドームをつけないのは同じなのだが。
一般的に支持されるジャンルのエロ描写については、エロゲーの方がずっと穏やかである。とはいえ、キャラクターに感情移入される方がムカつくという人も多数おり、エロゲーが支持されることはないのであった。
AVやエロゲーの陵辱系描写については、殺人や精神崩壊などどちらもろくなものではないので、影響されないように気をつけてくださいね!

*1:陵辱系は除く

*2:主人公がモテる要素が見つからない!