小中学生に携帯電話を持たせるな論について まとめ

特に上のエントリとの関連は持たせず、意見だけ述べることとする。
携帯電話を持たせることと同時に、どう運用するか、という詳細化もできる。機能のON/OFFと、使用時間のコントロールがそうである。家では携帯電話を親に預ける、といった運用でカバーすることは可能である。食事中に携帯電話いじってる奴が対面にいたら、はたきたくもなるわけだし。
そのような運用を行った場合、友達付き合いに悪影響が出て、いじめの標的になる!といった均質化+学びからの逃走問題の方がよほど深刻なのであって、そんな友達は友達としての価値はないから付き合うのは辞めた方がいい、とか、その友人もあなたも依存症の患者としてカウンセリング対象なんだよ、という論理が通用しない程、子供にとってその世界が唯一絶対である、ということが問題なのである。
家族をその受け皿にするには、親が忙しいし仲良くなる材料も乏しいというのが問題であって、学校外の世界として、webがひとつの希望になるのかもしれない、とは思っている。当然、webにも子供を脅して金を引き出そうとするシノギをやる人間が存在するわけで、親世代としては単純に任せておけばよいというものではない。結論として、思春期の子供と付き合うのは難しいね、という話にはなる。
なお、機能や使用時間を親権にてコントロールする場合、じゃあいつから無制限にするのか?という問題がある。サウスパークによると、自由に性交してよいのは17歳から、とあるので、17歳でフルアクセス権を与えるのがよいだろう*1。その機能を得ることによる、メリットやデメリットを正確に把握し、必要性を主張し、情緒が安定しているのならば、親としては与えても構わないだろう。学校が禁止するかもしれないが。

*1:料金の問題は別として