映像戦

情報戦とはいっても、ソースの無い情報は信用がおかれない。文章は、大体は嘘ととられる。画像でさえ、編集があるかどうか厳しいチェックを受ける。動画は、そのまま証拠とされる。当然、デジタルデータに信用などないのだが、改竄に費用がかかるという点で、動画は信用されているのだ。
TVが映し出す動画は、もちろん、編集を受けた後のものだ。影響も大きいように見える。しかし、TVで放送されている動画は、著作物として保護されているがゆえに、寿命は短い。最終的には、消されるのだ。ゆえに、素人が取った、メディアとは正反対の結論になるように、編集された動画の方が後年に残り、まとめサイトとともに検索エンジンに長く記録され、それがネット上の真実として固定されることとなる。
映像を通した戦いは、ゲリラ戦へと移行していっている。