時間ねぇー!
飢えによる死を恐怖してはいけない。本当の恐怖は、孤独にしかないのだ。そして信仰を失った我々は、他者と繋がることによってのみ孤独から逃れることができる。
お金とは時間である。交換価値性とは、得られる時間によって計られる。時間には2種類ある。自分が充実感を感じられる時間と、流れ去ることを期待する時間である。その区別は、本人にしか分からない。たとえ工場で繰り返し行動を行っている人であったとしても、その人がその時間を短く感じているのであれば、恐らくは充実した時間である。充実した時間とは、最中、自分が自分でないような感覚を得られているような時間である。
充実した時間を増やすことによって、何を行うか。それを強制することはできない。ただし、指針はある。人間形成を行うということである。人間形成とは何か。正しい判断を行うということである。正しい判断か否かは、後世の歴史が判断することになるが、歴史的普遍的な道理にかなう判断である必要はある。
人間形成を行うためには、あらゆる判断を行う必要がある。その際、自身や他者に対するあり方が問われる。あり方とは、良心に従うことである。他者に対する良心を曇らせれば、世界に対しての認知が変わる。すると、間違った判断を行うことになるのだ。
時間とは生きることそのものである。生きるということは、自信の肉体、そして他者と関わり続けるということである。本来、時間というものを管理することと、幸せは連結することはなかった。だが、社会が人間が認知不可能なほど複雑になったため、あらゆる側面で時間を管理する必要に迫られた。我々は、増殖することにより楽園を追われたのだ。孤独という名の地上に落とされたのだ。
時間を惜しみなく使い、他者のために尽せ。飢えによる死を恐怖してはいけない。本当の恐怖は、孤独にしかないのだ。
はてぶ見てておもたこと
最近左翼の人のコメント数と右翼の人のコメント数が拮抗してきた。中国の影響だろうか。ぜひ左翼中心のサービスとしてはふんばっていただきたいものである。
マニフェストマッチやってみた
毎年恒例なので。
まあもちろん既存政党の政策とはぜんぜんかすりもしない。とはいえ文句を言うだけでも何なので、個人的に合う政策をあつめてみた。いつものごとく珍獣くえすの劣化まとめでしかないが。。
基本的な戦略は、こんな感じ。
- 国家の現状の特性を理解する
- 国家に必要なことを理解する
- 夜警国家が理想である
- 国家の特性から見て、育成する技術を選択する必要がある
- 技術育成は間接的な制度と国民の市場による選択(=広報・教育)にさせる。直接指導はしない
- 食料・燃料・軍備が揃わなければ他国が脅しをかけてくるので、必要があれば自給できる基盤を整える
- 国家のみ取れるリスク対処は多々あるので、リスク費は削減しない
- 食料・燃料・軍備とその基礎となる科学技術がまず必要
- 海外と貿易することで富を増やせるのだから、外貨を獲得できる産業も必要
- それ以外の産業はバックオフィス的役割であるが、国民の幸福度が高まるのであれば善(コストにもよる)
- 高品質高付加価値高性能な製品を安価に生産して輸出することで、競争優位を確保し、国民が豊かになる。最終的にはこれを目指す
- 現状の日本にない豊かさとは、生活空間の豊かさ、職住接近や労働時間の短縮による時間の豊かさ、起業による人生設計の豊かさといったものである。
- とはいえ、国家が良い技術を選抜することはできない(身銭を切らないから)ので、技術がもたらす社会の変化に対して制度を素早く追従させることに集中する。
- 合理的でない制度を改正する
- 老人医療、福祉に金かけすぎ 相続財産と相殺させる
- 東京に人増やしすぎである 権限委譲と税制と移動費である程度分散させる
- 雇用を増やす
- 可処分所得を増やす
- 社会保険料と食料/燃料費が見えない税金であることを理解させる
- 世代会計を広報し、現在の国家は未出生世代からの収奪により維持している理解させる
- 全国民に対し、入金のみ可能な納税預金口座(社会保障口座)を作成できるようにし、分離課税により低率の所得税を課す。年金支払開始後、世代の平均寿命に応じた期間での均等割りにより引き出し可能にする。
- 平均寿命を超えた場合の生活支援は、老齢者支援制度(生活保護)に移行する。納税記録を長期保存し、主たる納税地が日本であったことを証明する。なお、老齢者支援金については支払った分口座残高をマイナスにし、相続財産と相殺する。
- 現行の年金制度は廃止し、清算する。積立金に応じて年金口座に分配する。
- 自己管理以外に治療方法が無い病気については、血液検査や医薬品を市販化する。
- 高額療養費制度は廃止する。
- 医療保険制度は国営の医療ローンシステムに変更する。個人にかかった医療費は、月額の負担上限額で分割支払いとする。
- 法人税は最終消費者の税負担率と同程度に増税する。株式配当に対する個人所得税の課税は廃止する。消費税は廃止する。
- 介護保険制度は廃止する。
- 可処分時間を増やす
- 公的期間のシステムについては、設計情報(要求仕様、基本設計)を公開し、再利用可能にする。
- 残業代を懲罰的に引き上げる。
- 共働きにおいては社会保障口座への義務的積み立て額を増やす。
- 教育を実施する
- 子供に教育する前に、大人を教育する手段を構築することが必須である。
- 大人に教育をさせる手法は、その判断の結果が正しいかどうかをフィードバックさせることである。社会人を株主にさせ、まともな財界人となるようにする。
- 企業においては人材育成はなされない、なぜなら自分の地位を脅かされるためである。その現実を理解させる。
- 真の人材育成は家庭でしかなされない。子供が経済的に成功することがインセンティブになるためである。
- 学年学級制教育は解体する。
- 読み書き計算の部分は義務教育(3年)で実施する。以降の教育は、基本的には単位制とする。小学校と中学校は統合する。子供の理解度に応じて、高校や他の学校での受講も可能とする。
- 受講結果として、不可の場合は単位を与えず、可は上位講座では単位をとるのが難しい段階、良は上位講座でもOK、優は上位講座を優先的に受講できるとする。さらに、優を出した生徒が上位の講座で優や良を取れなかった場合、すなわち、可や不可に落ちた場合には、その事実を優を出した教員の成績として公表する。
- 学校は人口密集地に集約し、学生寮を設置して家賃を補助する。同一教員の講座を連続して受講させないようにし、半期毎に学生に転居を行うようにさせる。
- 子供の情報管理は親権に基づいて実施する。
- Web上の匿名性は維持する。
- 相続税・贈与税については、税率に見合う分量の物納を認める。
- 政治制度を改革する
- 公職にある者は、日々こなしたスケジュールを公表し、それによって、どれだけ働いているかを有権者に示すことを義務とする。機密保持が必要な会談内容については、何年後にそれを公開するかを明示した上で、非公開とする。
黄昏
テレビ局もつぶれかけて、既存産業で飯を食う情報産業もろくでもない将来だ。企業に勤め上げるのが良いという価値観は、いつからか変わってきている。ブラック企業が増えてきた、すると生活が苦しくなり、消費が減退する。さらにブラック企業が増え、世界がブラックで染まるとき、企業にいる意味がなくなってくる。
どれだけの(企業に属さない)個人が連帯すれば、生きていくことができるのだろうか。
それは分からない。ブラック企業が出来た理由は、外国企業との生産競合であるが、海外の労働者も楽に生きているわけでもないし、過剰生産力ってのはろくでもない。とはいえ、世界が平等に近づいているという話でもある。
国家がどこまで巨大化し、暴走するかは分からない。世界において信用できるものは力だけ、となるだろうか。
今日輝いていたレス
【文化】 「カロリーナーッ!」 波平、女児に人気の美少女キャラに萌える…サザエさんの話が話題に(画像あり)
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1265686006/
より引用
72 :名無しさん@十周年:2010/02/09(火) 12:46:44 ID:3/8JIJM+0
まぁ今はパチンコのおかげで山村の7、80の爺さんでも
集落の寄合いの雑談でエヴァのディープな話をしたりしているw
十三佛の掛け軸の元でミカン食いながら爺さんたちが綾波がどうのこうの、死海文書がどうのこのって
やってる光景は頭がクラクラする
こういうのは俺たちの代が爺婆になってからだと思っていたが
さすが日本、未来を生きてるぜ!
情報というものの難しさ
情報というものは難しい。伝えるためには、理解させることが必要である。その理解、本当の理解は、同じような場面で想起する感情が共有できること、である。共有できるか否かは、受け手の経験に依存する。共感できなければいけない。
情報はシステムの根幹を成す。システムはあまりにも巨大で、時間的には、ある個人が関われる人生を超えて存在する。ゆえに、引き継ぎが必要である。だが、経験してないことは引き継ぎできない。もちろん、コストを多大にかけられるならば、別だが。どのようにすれば、限られたコストの中で巨大なシステムの「理解」を伝えることができるのだろうか。経験を。
システムが正常に動作している、という「感じ」がある組織体は、それを操作する人々がいて、その中に「理解」が浮かんでいる。共通理解/共通見解としての知恵がある。システムを説明できるものがある。最新に近い、システムを。これをドキュメントという形で外部化するとどうなるか。ドキュメントという形で固定化される。なので、システムの変更を常に反映する必要がでてくる。人間のみで構成された組織体はフィードバックの形で最新の情報がすばやく共有できるが、ドキュメントは自然に更新されることはない。。
システムそのものがドキュメントとして最新の知識を表すといえるが、その参照がシステムの挙動に悪影響を与える可能性がある、組織の継続性に対しても。とはいえ、常に参照できないというわけでもない。。であれば、参照可能なタイミングでシステムから知識を拾うことができるし、その断片を集積することで、最新の情報を常に収集することができる。そして必要な情報は、ある共通の出発点からなる差分だけでよい。。